1963

本格的にPFM開発に携わる。

Sigmund CatzのThermocraftに勤務。当時PFM作製にあたり、取引先のクリニックのDrとのコミュニケーションツールとして使用した。当時、Blackの窩洞形成法しかない時代で、PFMの支台歯形成について具体的に記されたものはまだなかった。

↓修復治療の要である支台歯形成の方法を示した冊子を作成した。これが世界初となった。

1964

金属とポーセレンの熱膨張係数の調和に関するパテント取得

1965

帰国に際して、Katz夫妻より記念の盾とファーストクラスの航空券を手渡された。

1967

1976

First International Congress of Dental Technology (Kyoto Japan)
第一回国際歯科技工学会　日本歯科技工士会主催
主催国演者として参加。
クインテッセンスのサポートにより、日本の歯科技工士の優秀性が世界に示された。テクニカルコンテストで、愛歯技工専門学校卒業の山本眞氏が第１位となる。
審査委員長を務める。

↓ C.R.前上方位を提唱したDr.F.Celenzaとkuwata collegeにて

1978

A.M.D.I. Associazione Medici Dentisti Italiani Convegno Nazionale di Aggiornamento Professionale (Fiuggi Italy)
Dr.トーマスと共に3日間の講演そしてデモンストレーションをおこなった。
このとき桑田は、セラミックの築盛、トーマスはドロップコーンテクニックでのワックスアップを行った。

1979

First International Quintessence Symposium (Berlin Germany)
今に続くクインテッセンスシンポジウムの第一回が、ベルリンでスタートした。

1979

6th DEN TECHNICA 79
2800名の参加者を得るところで基調講演そしてデモをおこなう。
松風社社長ほか、松風ヨーロッパのスタッフの応援が嬉しかった。

1979

9th The International Academy of Gnathology (San Diego USA)
プログラムチェアマン　Dr.P.K.トーマスから特別講演の栄を受けた。日本から保母先生、村岡先生そして河原英雄先生をはじめとする数百名の参加者があった。
事実上、この大会がナソロジーの崩壊現場となる。

↓保母＆桑田で金属焼き付けポーセレンに関する講演会を開催した。

↓P.K.Thomas先生との親交

1980

29th The American Academy of Crown & Bridge Prosthodontics (Chicago USA)
マクリーン先生・オールセラミック　VS　クワタのP.F.M.
日本から保母先生、岩田先生、藤本先生、そして大阪の石橋先生そして丸山先生が参加されていた。歴史的なイベントとなった。

1980

Boston University Goldman School of Dental Medicine (Boston USA)
ボストン大学歯学部客員教授としての最初の講演をする。

1980

University of Washington (Seattle USA)
ワシントン大学大学院で教壇に立つ。大学院生の中にはDr.Frank Sper Dr.John Koisらの顔があった。

1981

Second Mid-Winter Convention. Victorian Crown & Bridge Society (Melbourne Australia)
Dr.C.H.Gibbsと共に3日間の講演をする。とても貴重な体験となった。
Chewing Cycleではなく、Chewing Strokeだと力説されたことが思い返される。

1981

6th Annual Alumni Meeting L.D.Pankey Institute (Miami USA)
パンキーインステチュート主催の記念講演がマイアミで開催された。パンキー先生からオープニング講演の指名を受ける。パンキー先生は、クロージング講演を務められた。
忘れることのできない講演会となった。

1982

28th The Greater New York Academy of Prosthdontics (New York USA)
Dr.スカイラー、Dr.グレンジャーそしてC.R.前上方位を提唱したDr.F.Celenzaも名を連ねる歴史的に評価の高い学会である。
Dr.Steinがモデレーター、若き日のDr.Goldsteinと共に講演をした。ゴールドステインと共に若手講演者として迎えられた。
心に残る学術大会である。

1982

EL Colegio Nacional de Cirujanos Dentistas A.C. (Acapulco Mexico)

1982

University of Southern California (Los Angeles USA)

1982

1983

124th Annual Session of The American Dental Association (Anaheim USA)
アメリカ歯科医師会A.D.A.で講演、そしてこの年にI.C.D.アメリカ部会の会員に、デンチャー(パウンド法)で有名なDr.パウンドと共に推挙された。

1983

71st Thomas P.Hinman Dental Meeting (Atlanta USA)
アメリカ南部で最も歴史と伝統のある学会、Dr.クレーマー、Dr.ドーソンそしてDr.ゴールドステインらと共に講演した。

1983

↓インターナショナルカレッジオブデンティスト　オーナリーフェロー

1985

The American Society for Dental Aesthetics (New York USA)

1985

The University of British Columbia (Vancouver Canada)

1985

14th International Symposium on Ceramics (Bruxelles Belgium)

1985

The Francis B.Vedder Society of Crown & Bridge Prosthodontics (Bellaire USA)
ミシガン大学のレジェンドDr.Francis B.Vedderの功績を引き継ぐ学会である。演者にとって最も過酷な試練とされるセミナーは、一人で3日間の講演を課せられる。
ミシガン大学には日本歯科大学から小林義典先生が最初に留学されていた。その頃に「三角構造の理論」をマクフィー教授の知見を得ることから発表に至った。
私の講演【1985年】では、波多野康夫先生、渡辺文彦先生、佐藤先生そして韓国ソウル大学からDr.Koが留学しており、3日間を通して私の助手をしてくれた。(当時はコダックのカローセルにスライド写真を・・3日間で16時間の講演で使うスライドの量は凄かった。)

1986

15th The International Symposium on Ceramics (Paris France)
盛大な国際歯科大会でありDr.マックリーンら演者も多彩であり、参加者の中には、保母先生、丸山先生、下川先生、名前を挙げればきりの無いほど・・・

1989

Indiana University School of Dentistry (Indiana USA)
P.F.Mの開発過程で臨床知見をインディアナ大学のジョンストン教授、マンフォード教授のもとでおこなわれた。その当時、1961年から1964年頃には保母須弥也先生が大学院に学んでおりDr.Katzと共に開発していたP.F.Mの情報は、マンフォード教授らを通して日本人で最初に得た一人が保母先生であった。

1990

14th Annual Meeting YANKEE Dental Congress (Boston USA)
北米では伝統ある学会として知られている。
Dr.ブローネマルクが応援にきてくれたこと、演者のクワタよりもDr.ブローネマルクに聴衆の関心が及んでいたことに時代を感じた。

1990

La Asociacion de Prostodoncia y Reataurativa del D.F. A.C. (Mexico City Mexico)
参加者200人規模のワンマン講演が、「メキシコ補綴歯科学会」の主催で開催された。当時「メキシコ補綴歯科学会」の学術委員の中にDr.Belloが居た。彼は、本年５月にシカゴで開催されたAP Academy of Prosthodontics 100年記念大会に参加しており、(Dr.Antonio Belloはメキシコ人唯一のAPフェローメンバー)　彼との再会、しかも彼がAcademy of Prosthodontics のフェローであることも嬉しく思った。APの100年記念大会には「KIM」の茂野先生、北原先生、堀先生、園田先生、遠山先生、金子先生、小池先生そして歯科技工士の宮澤君らも参加をしてくれていた。

1990

The Amercan Academy of Restorative Dentistry (Chicago USA)
アメリカ屈指の学会であり、私はDr.シリンバーグと相前後しての講演の他にデモンストレーションもおこなった。

1990

Asociacion NISEI de Estudios Estomatologicos, A.C. (Mexico City Mexico)
メキシコ「日系の歯科医師の会」200名も居ただろうか、日本から来た桑田正博を親愛の情を持って迎えてくれた「日本語のわからない日系の歯科医師」そのフレンドリーな眼差しが印象にのこる。

1992

XII Congreso Nacional e Internacional Colegio Nacional de Cirulanos Dentistas, A.C. (Acapulco Mexico)

1993

1996

The American Academe of Cosmetic Dentistry (San Diego USA)
AACD American Academy of Cosmetic Dentistry では、Dr.ジョンコイズと相並んでの講演であり、ワシントン大学大学院生の時を知る私には、感慨深いものがあった。

1996

The 5th Singapore International Dental Exhibition & Conference (Singapore)

1996

The International Conference on Aesthetic & Cosmetic Dentistry (Munbai India)

1996

39th Annual Session of Japanese Society of Periodontology (Tokyo Japan)

1997

The 7th Greater Moscow Dental Congress (Moscow Russia)
ロシアには特別な縁を感じる。そのきっかけはクインテッセンスのオーナー社長と共に参加をし、本学会で講演をしたことに起因する。この時代のロシアそして訪問をしたモスクワ大学に見る様は、現在では想像ができないほどであった。

1997

Deutsche Gesellschaft fut Asthetische Zahnheikunde e.v. (Dusseldorf Germany)
「ドイツで一緒に講演しよう」といわれ、Dr.ゴールドステインと共に講演することになった。良き友と一緒できることが嬉しい。

1997

2nd Congress of the International Federation of Esthetic Dentistry (Kyoto Japan)

1997

Columbia University School of Dental and Oral Surgery (New York USA)
コロンビア大学から、特別な配慮を受けた。大学での講演を機会に「クワタカレッジシニアコース　コロンビア大学」としてブラジルからの受講生20名に「コロンビア大学とクワタカレッジ」発行の修了証書を与えることができた。

1997

The National University of Singapore Postgraduate Dental Course (Singapore)
1学年40名、シンガポール国立大学のステータスの高さは広く知られている。
私は一週間(5日間)のコースを担当した。彼らの学ぶ意欲には感心させられたものである。

1997

The Third World Dental Meeting in JAPAN 97 (Yokohama Japan)

1997

The 85th FDI Annual World Dental Congress (Seoul Korea)

1997

DENTAL TECH Expo’97 (Las Vegas USA)

1997

Scientific Session of American Society for Dental Aesthetics (New Orleans USA)

1999

Symposium in Honour of Peter Scharer (Zurich Switzerland)
元チュウリッヒ大学学長のDr.ピーター・シェラー教授の栄を称えるために企画された学術大会には、全世界から名だたる講演者が招かれた。私の書籍「Theory and Practice for Ceramo Metal Restorations」のドイツ語翻訳(クインテッセンス社)はDr.Peter Scharerによる。

1999

Ves Journees Odontologiques Francophones University Saint-Joseph (Beyrouth Lebanon)
レバノン、ベイルートでの講演は初めてであった。講演会場には500名を超える参加者が身動きもしないで聴講している姿は深く心に残っている。講演の翌日に案内して頂いたバールベックそしてギルベスの5000年を超える深い歴史には身も心も奪われるほど感激をした。

1999

Columbia University School of Dental and Oral Surgery (New York USA)
本科6年生への講義は、私の第二の故郷アメリカンムードで冗談を交えながらの「エンジョイヤブル講義」日本の技工士学校での講義はとてもそのようにはいかない。

2006

100年の歴史をもつ米国補綴学会オーナリーフェローになった。歯科医師以外で正会員になったのは、ブローネマルクと桑田の二人だけ。